マイナー杯優勝構築【受け思考オタクサイクル】
おはようございます。
初めましての方は初めまして、そうでない方は何でしたっけ。なかゔぃと申します。
前置きは程々に。
この度はほり。《@sigusigu_pkm》さん主催運営のマイナー杯に参加させて頂きました。
見事優勝することができましたので、ここは一つ構築記事でもと思い立ち筆を取った次第です。
以下ルール
・シングルフラット
・パーティのうち5匹は種族値合計が535以下であること(条件にかかわらずメガシンカ不可)
・パーティのうち1匹のみ種族値合計が580以下であること(メガシンカ後の種族値が条件に見合うのであればメガシンカの使用を許可)
・第34回シングル厨のつどいにおいてKPが2以上のポケモンは上記の条件にかかわらず使用不可
ルールここまで。
ここまででどのポケモンが多く使われる環境になるか、それを踏まえ環境に通りがいいポケモンは何か、対策すべきは何か、と大会以前の考察を交えながら構築を紹介していきたいと思います。
意地っ張りAS ヨガパワー
KP表を見るとペリッパーとキングドラが制限されていない(ペリッパーに限っては535以下)ので580枠にキングドラを据えた雨パが猛威を振るうと考えた。同時に雨パと戦える追い風やトリックルームパーティが台頭すると予想し、どちらにも対抗し得る先制技、特に猫騙しは雨やトリルのターン稼ぎもできるので積極的に採用しようと考えた。
結果6戦中2戦は雨パと当たったのでメタっておいて正解であったといえ(ここまで打ったところで片方が偽装だったことを思い出しうーんちって感じになってる)。
持ち物は、受け思考のパーティに強気に選出できるよう崩し性能のあるエスパーZにした。
当初想定していなかったアローラキュウコンと切迫した場面で対面し何気なく採用したバレットパンチに助けられた。今大会を通して先制技が上手く機能して自身の考察力の高さに失禁してしまいそう。
マニューラ@いのちのたま
陽気AS プレッシャー
何気に初めにこのパーティの軸。
猫+けたぐりでガルーラを屠る超火力。弱いはずがない。構築段階で†テラキオン†に対面で絶対殺すマンが欲しいと考え採用した。予想される環境に氷技の必要性はあまり感じなかったのだがマニューラの火力なら削れた積みポケモンを猫+礫で削り切るムーブが取れると考え氷の礫を採用した。
チャーレム同様縛り性能に期待しての採用だが、高い素早さと優秀な攻撃範囲からチャーレム以上に選出しやすかった。マニューラの通りが良くなると予想し、選出しやすいようマニューラから組み始めたので当然と言えば当然だが。
図太いHB 再生力
毒毒•守る•願い事•熱湯
マニューラ同様†テラキオン†を始めとした物理アタッカーに強く出られる受けポケモン。願い事で後ろのサポートもできるのが偉い。
守るは猫騙しと併せて雨やトリルを枯らすのに使え、単体でも効果的な技。思った以上にシナジーが凄く、安定感のある退き先がいると先発に脆い高速アタッカーを出せるので選出の幅が広がるのは良い点だった。
Aガラガラ@ふといほね
慎重Had ひらいしん
フレアドライブ•シャドーボーン•ボーンラッシュ•岩石封じ
ママンボウと併せて用い、ママンボウの苦手な特殊電気•草を相手するため慎重。保ちをよくするためママンボウの願い事から繰り出すことを想定して、サイクルと回す。
電気タイプがいる試合に選出して実際に電気タイプに繰り出した際は安定感のある仕事をしてくれた。退き先への負担は減るがそれでも実数値226相当なので不便に感じることはなかった。基本的に相手の選出に電気タイプがいる試合はいるだけでサイクル戦はこちらが有利になるのが強かった。
反面今大会Aガラガラの使用率は高く、こちらのガラガラはSに全く振っていないためガラガラ入りのパーティには選出しづらかったので一長一短。今回はパーティの関係で耐久に回したが最適だったと思っている。
この枠は当初厄介と踏んでいたメガヤミラミを完封できる剣舞ガオガエンにするはずだったが、ママンガラガラの補完の良さと回しやすさに敗北していた。今大会中一度もメガヤミラミと当たらなかったがもし当たったならばガラガラでは心許なかったことだろう。やーよかった。
エルフーン@たべのこし
図太いHBベース いたずらごころ
パーティの補完を良くし、積みポケモンや雨パに強い、†テラキオン†にも強いということで採用。
ここまで†テラキオン†を意識しておきながら実際の試合では選出されるどころか見せ合い画面でも姿を見ることはなかった。悲しい。
メガヤミラミを見たかったので攻撃技にムーンフォースを採用した。
この個体はオタク戦法のエルフーンだが起点作りや起点作り阻止ポケモンに見えなくもないのが勝ちの要因にもなっているのではないかと大会を終えてから思ったりした。
やどりぎでガラガラをサポートできるのも良いと思う。本当我ながらパーティ構築巧すぎでは??と思ってしまう。
実際の対戦ではエルフーンを信用しきれず、選出しなかったために雨パ偽装の竜舞身代わりキングドラに詰みかけたので、選出にこそ失敗はあったがエルフーンを出せていればもっと楽に勝てたと思うので構築自体は良いものに仕上がっていたと思う。
ハピナス@ゴーストZ
図太いBDベース しぜんかいふく
パーティの地雷枠。
受けサイクルの天敵となる状態異常をケアする他、圧倒的な特殊耐久で特殊方面の雨ポケモンを完全に受け切ることができる。小さくなるや毒毒といった補助技も優秀だが、広く相手を見られる2ウエポンハピナスとした。これは功を奏し結果かなり選出しやすくなった。
当初すりかえトリック対策に思いついたZクリスタルハピナスだが後述するアローラガラガラに突き刺さる†シャドーボールZ†がありえん強かった。
鋼の相手をすることになると思っていたが意外にも繰り出されるのは高火力な物理ポケモンで、一番多かったのはガラガラだった。1試合目まではシャドーボールではなくサイコキネシスを採用していたがサイコキネシスがあまりに入らなすぎて絶望しシャドーボールに変更した。2試合目以降もサイコキネシスが欲しくなる場面は訪れなかったのですぐに変えて正解だった。何で格闘タイプとか毒殺毒タイプポケモンとか出して来ないの。
当初チャーレムにメガストーンを持たせて、特殊受けにマンタインを採用する予定だったが、メガチャーレムがあまりにあまりになため補完はそのままに通常のチャーレムに変更。余った580枠をここに持ってきたというところ。他にもライバルの水枠が強かったりといつの間にかいなくなっていた。黒い霧が使えるし強いと思ったんですがね。ねえ?
これと言った基本選出はなく、相手に合わせて有利なポケモンを1,2体選んで、残りでサイクルを成り立たせるといった感じ。
こんなところで今回は終わらせていただきます。
拙文ではありましたがここまで読んで下さってありがとうございました。
それではまた次がありましたら。